美声の野獣、渋谷すばるくんについて思うがまま語ってください。

こんにちは。私は新規、渋谷担エイターです。担当という言葉を使うのはエイター内では是非が他担より問われているように感じますが、私はあえて"渋谷さんの担当"という言葉を使わせて頂いております。
渋谷さんの言う担当とはなんなのかという言葉。確かに担当とはなんなのか、正直分かりにくくもあり、そして冷静に考えてみるとおかしな言葉であるように思われます。人を担当する。では私たちはその人のなにを担当しているのでしょうか。
例えばのお話をします。私が例えばどうしてもエイトの中から付き合いたい人一人を選ぶとしたら多分一週間ほどは悩みますが、最終的に選ぶのは確実にすばるさんではありません。すきなタイプもすばるさんではありません。でも私はすばるさんが好きで、応援しています。私はすばるさんという一人の人が、なにを思いなにを考えどういう思考回路の下生きているのか、そして彼が歩んできた人生に基づいたものをもっと深く理解して、願わくば吸収したいと考えています。わたしにとって担当とはただ好きな人ではなく、考え、追求し、可能な限り見ていたい人です。
すばるさんの言う担当とはなんなのか。あの言葉は、担当をなんとなく使っていた私たちに対しての問いかけだったのだと私は解釈しています。だから私は渋谷担エイターです。
それでは本題に入っていきます。


まず私は黄金期の頃の記憶がありません。というのは私が幼すぎて、テレビをそもそもあまり見ていなかったからだと思います。東の滝沢、西の渋谷の時代はまだ私が言葉を覚え始めたかくらいの時期のはずです。そしてド・ド新規です。知識は集めるようにしていますが自分がここまでファンになる前のことは、見たわけでも体感できていたわけではありません。見ていても正直記憶にはあまり残っていません。ですので以下の文章は、「ゴリゴリ新規の10代真ん中過ぎのそこらへんの人が何もしらない目線で見るすばるさんの好きなところについて考えてみた過程」だと考えてゆる〜く読んで下さい。ゆるく読んでいただく前提の割には長いですが。




まず渋谷さん自身のパーソナルデータを書き出してみようかと思います。

1981年9月22日生まれ。後にすばるさんの入所日、そしてえいとのデビュー日になる日ですね。お酒に弱くて健康オタクで妙子さん大好きで筑前煮が好きでアメちゃんポシェットを持っててコンビニで年齢を未だに聞かれる古着好き。
そして渋谷さんを考える上でどうしたって外せないのは、やはり「東の滝沢、西の渋谷」だと思います。「愛してる愛してない」。きっと彼は正にヒーローのようだったのだと思います。ソロとして歌を披露して、一気に人気が急上昇して。誰のヒーローなのかと聞かれれば正直答えに詰まるのですが、でもきっと彼はヒーローだったのだと思います。ヒーローという言葉が、とても似合う人だったのだと思います。私の想像です。
そして渋谷さんは関ジャニ∞のメインボーカルですよね。最近「あの赤い人だれ? 歌うまい」というツイートをよく見かけます。渋谷さんはメインボーカルという言葉が似合いすぎているほど渋谷さんはメインボーカルであると勝手に思っています。歌、歌うことに拘りがありますよね。彼はある種歌に魅せられた人だと思います。関ジャニ∞のファン、「EIGHTER」の創始者。渋谷さんが考え出してくれたこの名前がなければ沢山の言葉や歌詞の一部、そしてライブのあの叫びがなかったと考えると、名前というものの素晴らしさを実感するような気がしています。そしてメンバーカラーは赤。ジャニーズにはカリスマ性のある人が多いと思っているのですが、特に赤色は多い気がしています。ちなみにカリスマとは預言者・呪術師・英雄などに見られる超自然的・超人間的な資質のことを指すらしいです。Wikipedia先生に聞きました。そして赤は戦隊ものでいう主人公であり、センターであり、救世主であり、ヒーローごっこをするとき(最近ってするのかなぁ…)取り合いになる色だと思っています。おジャ魔女どれみごっこをしたときにはおんぷちゃんが取り合いでした。余談でした。
そして渋谷さんの担当楽器はギターですね。リズムギターはとても楽しいと友人から聞きました。渋谷さんのコードの握り方はネックを包み込むように一度一度丁寧に握っているように見えるにも関わらず右手はザクザクいく面白いギターだと思っています。




私は「魅せヲタ」という造語を用いて自分を表現します。
私はアイドルや芸能人、スポーツ選手や友人、肩書きに関係なく魅せる人がとても好きです。正確に言うと魅せることにより空気をすべて自分のものにする人が好きです。
世の中にはかっこいい人、かわいい人が沢山います。幸せなことです。しかし、その中で魅せることができる人、魅せる人というのはほんの僅かだと考えています。
そして世の中の魅せる人は二種類いると考えています。意図して魅せているように見える人、意図せずして魅せてしまっているように見える人。どちらが優れている優れていないではありません。どちらも最高の、魅せてくれる人です。
例えば前者を考えてみましょう。グループは変わりますが嵐の二宮和也くん。彼は意図して魅せている人だと思っています。二宮さんは一瞬で魅せるというよりも数秒、カメラで抜かれる時間をすべて無駄なく使い切って魅せつける人のように私は感じています。目線の遣い方、顎の角度まで計算されているのではないかと彼が魅せる度に思ってしまいます。いつか彼がなぜこんなに魅せるのかを考えてみたいものです。
逆に一瞬で魅せられた人がいます。女の子になりますがSKE48、チームKⅡリーダーの高柳明音ちゃん。彼女についてはこちら(http://theinterviews.jp/edit/5078202

 

)のインタビューズでも軽く触れましたが、注目し始めたのは一秒にも満たない時間でした。
世の中のアイドルは私たちに魅せてくれます。ではここで渋谷さんについて考えてみようと思います。
私は渋谷さんは以上の二人のように魅せる人ではなく「どうしたって魅せてしまう人」だと思っています。つまり渋谷さんは後者だと思っています。渋谷さんのパフォーマンスから魅せようとして発せられるのは歌だけであり、つまるところ渋谷さんは正に全身全霊で歌っており、それ以外は私たち受け取り手が勝手に魅せられたように思ってしまうのだと思います。例えば、表情も、目の色も、眉間のシワも。
では渋谷さんはなぜこんなに自然に魅せてしまうのでしょうか。私はなぜ渋谷さんに魅せられたと思ってしまうのでしょうか。各分野から考えてみます。
以下、渋谷すばるさんというよりアイドルの渋谷すばるさんという観点から書いています。





アイドル=歌って踊る、という概念が強い私にとってダンスというのは正直避けて通ることはできない道だと思っています。
渋谷さんのダンス、私は結構好きです。以下素人の感想になりますのでご注意ください。
渋谷さんがヘッドセットもハンドマイクも持たずに踊っているところは残念ながら私は仕分けでしか見たことがありませんし、アイドルの「歌って踊る」の「踊る」はもはや「歌いながら踊る」ということだと思いますのでここではまず歌いながらのダンスに限定して考えたいと思います。参考にできる動画があったほうがわかりやすいので丁度私の右隣にいました8ESTのDisk2、「クルトン」に限定して考えてみます。これからの文章はすべて時間付きでお送りするのでDVDが私のように丁度右隣にある人は私と一緒に見ながら読んでください。一緒に一時停止ボタンとの友情を育みましょう。

「クルトン」
・1番出だし、「クルクルトントン」のところで少しずれてる。驚いたようにダンスに入るその姿はかわいいとしか表現できない。(02:15)
・頭間奏、「ずぴょーん」の振り付けの2回目(右側に手を出すところ)のときにすばるさんだけ手を伸ばしていないけどこの時のすばるさんの表情がどきっとするほどかわいい。(02:42)
・「何回も」前のサイドに移動しながら手を広げるダンスの時のすばるさんの体がメンバーとは逆側に向かっていてこれはまさか狙ったことなのだろうか。クルトンが全世界に羽ばたいていくみたいでそれなんて希望なんだろう。(02:40)
・「無邪気な顔して聞くよね」の大倉くんと向き合って右手右足を両方合わせて動かすダンスの時に一緒に顎を動かすっていう動作だけでこんなにもかわいらしさが増すなんて新しいこと知った。(02:52)
・「いつだっていつだっていつだって」のところは上半身も一緒に少し動いているのですが、顔があどけなくてとても素敵だと私は思います(02:59)
・先生!!!!渋谷君が!!!!舌ペロってしました!!!!!!(03:45)
・「おどけた顔して~」のところのやすばさんはきっとお花畑の中にいるのだと思う(04:00)
・「となえてよ」のところの右手の上げ方がとても美しいと思うのは私だけでしょうか?(04:14)
・「クルトン」のところで安田さんと目を合わせて笑うここは花畑(2回目)(04:19)
・目が無垢!!(04:35)

と一回の再生で書いただけでここまで魅力があるわけです。
ダンス曲では時折踊りをやめ、ボーカルに専念するすばるさんが見られるわけではありますが、私はそこも魅力のひとつであると考えています。
私がすばるさんのダンスに対して抱いているイメージは「軽い」ということです。重力が働いていないように見えるほどではありませんが、体重がほとんどないように(これは事実かもしれませんが)、力を全力でかけているように見えないなめらかなダンスは私にはとても魅力的に見えます。





私は渋谷さんの言葉を日本語にする前の考えているときの低く掠れている声がとても好きです。正直とてもエロいと思います。言葉の響きから選ぶと官能的な声だと思っています。
私は幸運なことにNACK5の放送地域にいるため聴けるときは毎週、スバラジを聴いているのですが、スバラジには本当にこの世の中で起きたことなのかと目を疑いたくなる程面白いお便りが届きます。そしてそのお便りを爆笑しながら最高にたのしそうに読むすばるさんがいるからこそスバラジはあんなに面白くなるのでしょうし、あんなに面白いエピソードが集まるのだと思います。いまでも忘れられないのが(2012年10月6日スバラジにて)放送された「レジのレシートが永遠に出てきた」おたより。爆笑して読む渋谷さんの声が印象的でした。
ラジオでリスナーからのおたよりに「ほんまかこれ!?」などと言って許されるのも、かわいいと思われるのも渋谷さんだからこそだと思っています。リスナー不信とか初めて聞いたよおばさん!!
アイドルと言ったら「歌って踊る」はずなのに、渋谷さんはそこにとどまってないのだとここまで魅せてくる彼に私は度胆をぬかれました。
そしてここで一つ思うのです。例えばレジのレシートのお話を、渋谷さんが爆笑せずに読み上げて「あほやな〜」で終わっていたら、「こんなことあるんやな」で終わっていたら、果たしてこの話はこんなに面白くなっていたでしょうか。
こうやってすばるさんが楽しそうに読むからまたおもしろいおたよりがやってきて、の連続なのだと私は勝手にイメージしています。




私はえいとの中でも特に渋谷さんを応援していることをあまり認めたがらなかったのですが(でも名乗っていました)、「あぁこの人をもっと考えたい」と思った発言があります。それは「真っすぐに生きてくれ、エイター!」という文章です。(2013年1月21日オリスタ)正直読んだ瞬間、涙が止まりませんでした。もしかしたらこの文章は、ライターさんによって少し変わっているのかもしれません。古参のエイターさんにとってはうれしくあるにせよ涙をながすほどではない言葉なのかもしれません(あくまで想像)。しかし、私にとっては新しく、心を揺さぶられる言葉でした。エイターという言葉の暖かさ、そしてまっすぐ生きてくれという言葉の強さ。その言葉は命令でもなくて正確にいうならば願いであるにも関わらず、その言葉を知ってしまった人間はまっすぐ生きる以外の選択肢を渋谷さんによって消されたような気がしました。
それは渋谷さんが歩んできた人生があるからなのかもしれませんし、その時の私が弱かったからかもしれません。でも私はこの渋谷さんの言葉に強く惹きつけられました。これだけは変えがたい事実であり、私はこの言葉で渋谷さんをもっと知りたいと思いました。
これはどちらかというと魅せる魅せないの話ではないのかもしれませんが、それを考える材料の一つとして捉えられると思います。

しかしそんな人物と、楽しげになんしよんふんゲーム(表記が正しいのかはわからない)をしている人が同一人物というところも面白いところだと思っています。ルールのない、二人だけが楽しい世界。理解できる人は少数。今話題にしているのは一つのコンビだけですが、こうやって渋谷さんが楽しそうにしているだけで惹かれるというのも渋谷さんの大きな魅力の一つだと思います。



そして最後はすばるさんの歌っているときの魅せかたについて語りたかったのですがちょっとこれは長くなりすぎた気がしていますのでみじかくいきます。
私が「本当にこの人すごいな」と改めて最近思った映像をひとつ紹介にして終わろうと思います。
それは8EST(CD)初回限定版A、DVD DISK1のERソロ「今わかった この手にだって きっと守れるものがあるって」のところです。きっともう一度部屋の電気を少しだけ暗くして大きな画面で見ていただければ、私の伝えたいことがわかっていただけると思います。きっと私がつらつらと長く書くよりも、何倍も。


こうして沢山連ねましたが、正直ここまで書いても渋谷さんがなぜこんなに魅せてしまうのかの結論に達せませんでした。無念です。でもここまできちんと向き合えたのは久しぶりでした。楽しかったです。ご質問ありがとうございました。そして読むのお疲れ様でした…!